難波和彦+界工作舎
HOME 難波和彦 難波研究室
箱の家 PROJECT 青本往来記
プロフィール
最近の著書
アーカイブス
リンク集

建築の4層構造とその適用

建築の4層構造の根拠 / 建築の4層構造 / 適用例1 / 適用例2 / 適用例3 / 適用例4 / 適用例5

建築の4層構造の根拠

サステイナブルな建築デザインと「建築の4層構造」
ローマ時代の建築家ウィトルウィウスは「建築」の要素を「用・美・強」と定義づけている。

これを近代建築の用語に翻訳すると、「建築=機能×構造×形態」となる。
近代建築は、次の3つの条件によって成立している。
構造=工学的技術  機能=社会的用途  形態=文化的記号

サステイナブルな建築を実現するには、これに加えてエネルギー条件が必要不可欠である。

21世紀の建築を成立させるには、以下の4つのジャンルの緊密なネットワークが必要である。
第1層 構造=建築の物理的な条件を研究する材料・構法・構造学
第2層 環境=建築のエネルギー的な条件を研究する環境工学
第3層 機能=建築の社会的・実用的な条件を研究する計画学
第4層 形態=建築の文化的な条件を研究する歴史・意匠学

この4つのジャンルを統合するために「建築の4層構造」を提案する。

「建築の4層構造」はサステイナブルな建築を実現するためのマトリクスである。

 

▲TOP

Copyright (C) 2003 KAZUHIKO NAMBA+KAI WORKSHOP. All Rights Reserved.
No portion of this web site may be reproduced or duplicated without the express written permission.
This web site is written in Japanese only.