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箱の家 PROJECT 青本往来記
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コンパクト箱の家

2021年12月01日(水)

昨夜は夜半から朝にかけて風雨が激しかった。朝のうちは雨が残ったが午後は快晴で生暖かい一日。8時半出社。9時過ぎに事務所出て行きつけの外苑前の診療所へ。9時半から3ヶ月定例健診とインフルエンザ・ワクチンの接種。とくに問題はなく1月の渋谷区健康診断と3ヶ月後の定期検診を予約して10時に診療所を出る。青山通りを歩いて表参道まで歩き、いつもの薬局で処方箋の薬を購入して10時過ぎに帰社。『建築雑誌』2021年12月号が届いたので、界工作舍HPとfacebookに掲載する。特集テーマは『都市のイノベーションは可能か?』。現編集委員会が担当する最後の特集として、コロナ禍以降の都市・建築のあり方について、さまざまな視点から主にモビリティについて論じている。 特集をめぐる連載記事では「〈建築の4層構造〉の理論的根拠 後編」として、前号の〈層の理論〉に引き続き〈認識図式〉としての根拠について論じた。2020年1月号から始まり24回の連載が今回で終了。毎月の連載に追われて大変だったが、終わってみると少々寂しい感じもある。 http://jabs.aij.or.jp。TH-1から「170 M邸」の解体着手の報告メールが届く。2階床のフローリングは釘と接着張りの併用なので解体が難しいためMさんの承認を受けて中止となる。佐々木構造計画から「169菅野邸」の屋根組立梁のCB図面が届く。九州大学レクチャーのスライド編集を続行。「箱の家164」の4層構造と「169菅野邸」「170 M邸」の模型写真を追加する。『コラージュ・シティ』の第2章「ミレニウム去りし後に」を読み終えて、第3章「オブジェクトの危機=都市組織の苦境」に進む。第2章では、ユートピアの幻想が解体した第二次大戦後の近代都市思想の展開を〈タウンスケープ派〉と〈SF派〉の2つの流れとして捉えて紹介している。前者は近代化以前の集落や山岳都市をモデルとするカミロ・ジッテやケヴィン・リンチの都市のイメージ研究の潮流で、アノニマスな建築を収集したバーナード・ルドフスキーもそうだろう。後者はヨナ・フリードマンの空中都市、アーキグラム、メタボリズム、カンバーノルド・ニュータウンである。そして集落モデルとシステム都市モデルを合流させる形で生まれたのが、チーム勝▲后璽僉璽好織献、ロバート・ヴェンチューリの都市である。本章の結論としてロウは、フランシス・イェーツの『記憶術』を引きながら、記憶メディアとしての建築・都市の重要性に注意を喚起している。一昨日、中村吉右衛門が77歳で亡くなった。最近はすっかり歌舞伎を観なくなったが、片岡仁左衛門と並び、僕と同世代のお気に入りの歌舞伎役者だった。LIXIL出版が11月一杯で活動を終了した。『建築の4層構造―サステイナブル・デザインをめぐる思考』(難波和彦:著 2009)の出版でお世話になった。今後の販売は(株)トゥーヴァージンズ(www.twovirgins.jp/news/lixil1126/) が引き継ぐとのこと。今日の全国のコロナ感染者は121人。東京21人、埼玉11人、神奈川12人、大阪13人。今日もペールーから帰国した若者がオミクロン株に感染していることが判明した。


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