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名称 箱の家 9

一覧分類 在来木造シリーズの展開

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内観

プラン

アクソメ

概要 両親と息子夫婦+男の子1人の二世帯住宅である。敷地は藤沢市郊外の瀟洒な住宅地にある。敷地は小高い丘の中腹にあり、敷地と道路面にかな りのレベル差がある。このレベル差を利用して、基礎を兼ねた鉄筋コンクリート造の地下駐車場をつくり、その上に2階建の木造箱の家を載せている。既存住宅は完全に解体されたが、一部に鉄筋コンクリート造の既存駐車場があり、これを再利用することが条件であった。既存駐車場には 新たな荷重を架けることができないため、この上の建物は新たに建設した基礎から持ち出した鉄骨片持梁の上に載せられている。玄関は2世帯で共有しているが、それ以外は1、2階は完全に独立した住居である。この地区の建築協定によって軒高6mに抑えられているのだが、登梁の場合はもっとも高い個所が軒であるという、われわれには理解しがたい役所の見解を押しつけられたため、2階に水平梁を飛ばさざるをえなかった。このために箱の家の標準的な軸組を適用できなかったのが残念である。

竣工年月 1997年3月
延べ床面積 171.54 平方メートル
総工費 4366 万円
工法 木造在来工法

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