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名称 箱の家 10

一覧分類 在来木造シリーズの展開

外観

内観

第一層

第二層

第三層

第四層

概要 夫婦、男の子1人、夫の父親の、4人家族のための住宅である。敷地は埼玉県吹上市の元荒川にそった桜並木に面している。春先の花見をゆっくりと 楽しめるような住まいを依頼された。箱の家の標準化を意識しはじめたのは、この住宅あたりからである。 箱の家の標準的な間口9mを完全にとるには敷地の間口がやや狭いので、東端の1スパンを縮め 1.8m×4+1.35m=8.55mとしている。縮めたスパンのゾーンが玄関になっている。間口を狭めた分の面積を追加するために奥行を 1.8mのばしているので、室内の奥行は 5.4m+3.6m=9.0mとなっている。1階の奥に独立した父の部屋を置き 、2階に息子夫婦と子供の寝室、ホール、納戸、便所を置いている。吹抜空間の奥行が深いので、室内の明るさを考えて、吹抜のいちばん奥に細長いトップライトを取り付けている。階段の踊り場の脇にあるアルコブは、ピアノ置場である。屋根を片流れとしなかったのは、屋根の長さがたてはぜ工法の限界長さを越えているからである。

竣工年月 1997年3月
延べ床面積 134.46 平方メートル
総工費 2543 万円
工法 木造在来工法

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