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名称 箱の家 29

一覧分類 構造の多様化

外観

内観

プラン

アクソメ

概要 夫婦と中高生の男の子2人の4人家族の住宅である。敷地は鎌倉市北端の、緩やかな南向き斜面にあり、周囲には豊かな緑が残っている。間口が狭く、東西の奥行が深い敷地であることと、子供たちが自立する年齢である点を考えて、独立性の高い個室を1階に置き、日当たりの良い2階に共用空間を置くこととした。夫は仕事の性質上、閉じた個室を必要とし、妻も自宅で仕事をするので、家族全員がそれぞれの個室を持っている。奥行きの深い敷地を生かして、長いアプローチ(玄関道)をとり、敷地の奥に玄関を置くことによって、変化のあるシークエンスをつくり出している。2階は北側斜線にそった傾斜天井を持つ、ほぼ一室の共用空間で、これに台所、妻の個室、和室などがアルコーブのように取り付き、南側には、奥行1.8m、幅5.4mのベランダが取り付いている。「箱の家-33」と並んで「箱の家シリーズ」の中では、もっとも個室の独立性が高い住宅である。

竣工年月 1998年11月
延べ床面積 122.85 平方メートル
総工費 2715 万円
工法 木造在来工法

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