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名称 箱の家 21

一覧分類 在来木造シリーズの展開

外観

内観

プラン

アクソメ

概要 夫婦に女の子2人、男の子1人の5人家族のための住宅である。敷地は大宮市郊外の新興住宅地内にあり、現在も周辺で宅地開発が進められている。進入道路の突き当たりに位置しているため、通過交通によるプライバシー侵害の恐れのない敷地である。 家族の年齢が総体的に若い点を除けば、「箱の家-1」と条件はほぼ同じである。そこでもう一度「箱の家-1」を設計するとしたら、どのような代替案 があり得るかを念頭におきながらスタディを進めた。セミオープンの台所、階段の踊り場に接する書斎は、いずれもクライアントの希望である 。もっとも大きな違いは子供室の設計にある。「箱の家-1」では、個室アルコブと勉強室が分離されているが、この住宅では両者は一体化され、より独立性の強い個室アルコブになっている。これによって1階の台所、居間居と子供室が南北に平行して並ぶことになり、室内空間がより整序され単純化されることになった。

竣工年月 1998年3月
延べ床面積 123.12 平方メートル
工法 木造在来工法

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