「箱の家」の設計監理の進め方 「箱の家」は以下のような手順で設計し、工事を進めます。
1)事前相談:1〜2週間:ここまでの費用は無料です。
・住まいの基本的な条件について話し合います。
・敷地を調査し、役所で法的条件について調査します。
・これにもとづいて、基本方針を提案します。
2)第1案の作成;事前相談から2週間〜1ヶ月:ここまでの報酬は10万円です。
・上の条件にもとづいて第1案を作成します。
・プレゼンテーションは概要書(構造、仕上、予算、スケジュール)と模型、図面によって行います。
・ここまでの報酬は、設計監理契約が締結されれば、その中に吸収されます。
3)設計監理契約:第1案のプレゼンテーションから1〜2ヶ月が目安です。
・基本設計が固まった段階で、設計監理契約を締結していただきます。設計監理料は総工事費の12%です。
- 現場が遠距離(都市圏以外)の場合は、交通費の実費が必要です(工事監理は20回程度です)。
- 交通費削減のために、現地の建築事務所に設計監理の協力を依頼する場合があります。
その場合、界工作舎の監理に交通費の実費はかかりますが、追加の設計監理料は必要ありません。
・設計監理料の支払方法は、以下の通りです。
1. 設計監理契約締結時(基本設計に対する報酬):設計監理料の1/4
2. 確認申請提出時(確認申請作業に対する報酬):設計監理料の1/4(設計契約締結後1〜2ヶ月)
3. 工事契約締結時(実施設計に対する報酬) :設計監理料の1/4(設計契約締結後2〜4ヶ月)
4. 竣工引渡時(現場監理に対する報酬) :設計監理料の1/4
4)実施設計;設計期間は設計監理契約締結してから2〜4ヶ月です。
・実施設計の期間は2〜4ヶ月が目安です。
・この間に役所に確認申請を提出し、さらに見積のための実施設計をまとめます。
・さらに、この間には、設計の詳細について何回か打ち合わせを行います。
5)工事契約:実施設計が終了し、見積用図面を工務店に渡してから1〜1.5ヶ月かかります。
- 実施設計図がまとまったら、2〜3社の工務店に見積を依頼します。
最近は、信頼のできる1社に見積依頼し、話し合いを通して工事金額を決める場合もあります。
・見積期間は2〜3週間程度です。その後2〜3週間で見積内容の査定と工事金額の話し合いを行います。
・工事金額が確定したら、工務店と工事契約を締結します。
- 工事金額の支払方法は以下の通りです。話し合いによって、支払条件を変える場合もあります。
1. 工事契約締結後2週間以内 :契約工事金額の1/6
2. 上棟後2週間以内 :契約工事金額の2/6
3. 竣工引渡後2週間以内 :契約工事金額の3/6ー100万円
4. 竣工引渡後2ヶ月以内 :100万円+追加工事費
6)工事:工事期間は5〜8ヶ月です。
・木造2階建ては約5ヶ月、鉄骨造は6ヶ月、鉄筋コンクリート造は7ヶ月が目安です。
・地下室がある場合は、さらに1ヶ月の期間が必要です。
・工事費以外に必要な費用は、以下の通りです。
1. 地鎮祭:神主を呼んで地鎮祭を行う場合は3〜4万円が必要です。簡易方式なら無料です。
2. 上棟式:工務店への祝儀と簡単な飲食費用として、15〜20万円かかります。
3. その他、確認申請手数料(2万円程度)、建物登記費用(構造によって変わります)が必要です。
以上をまとめると、全体のスケジュールの目安は以下のようになります。
・設計期間(事前相談から工事契約まで) : 5〜9ヶ月
・工事期間(工事契約から竣工引渡まで) : 5〜9ヶ月 合計:10ヶ月〜1年半(平均1年)
|